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株式会社ぞうきん のお話し

2011年07月10日 (日) 19:17

高度成長たけなわの昭和30年代末、雑巾の宅配リースという新商売を思いついたのは鈴木清一という人物でした。

鈴木さんはこの会社に「株式会社ぞうきん」という名前をつけるつもりだったそうです。

いかにも裏方に徹しますという気持ちがにじみ出ている社名です。

 

ところが、社員たちが猛反対したそうです。

「そんな名前、かっこ悪くて名刺手が出せません。」

「嫁さんがもらえなくなってしまいます。」などみんな反対です。

 

鈴木さんは一徹で、言い出したら聞かない人でした。

おまけに「きん」は金に通じ、「ん」は運に通ずるとして譲らなかったそうです。

 

困った部下のひとりが、英語で言い換えたらと思いつき

「雑巾(ぞうきん)」「ふきん」はダストクロス、ダステックスとのこと

そこで、英語で必ずつく「ダスト」と日本語の「金」を組み合わせることを思いつきました。

 

かくして誕生したのが「ダスキン」です。

鈴木社長がこだわった「金」も「運」も付いている社名です。

 

ご存知り通り、盲点だった新分野を開拓したダスキンは急成長しました。

「金」も「運」もちゃんと付いてきたわけです。

 

ダスキンの成功大きな理由のひとつにネーミングがありました。

「ダス」は男性の低く声、「キン」は女性の高い声

わずか4文字に最高音と最低音が組み合わさっています。

一度聞いたら忘れにくい響きの良い名前です。

 

ダスキンはアメリカの「ミスタードーナッツ」の日本での営業権を

買い取って全国展開ていますね。

「株式会社ぞうきん」では 食べ物は無理だったかもしれませんね。

 

久留島

このお話は、確か上前淳一郎さんの「読むクスリ」で知ったものです。

 

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